下北半島の先端、青森県大間町の大間港から函館港までは、津軽海峡フェリーの大函丸で90分です。船は1隻で1日2往復。大間発は6:50と13:40、函館発は9:10と16:00で、大人の運賃はスタンダードなら2,520円です。
2026年9月24日からの通常ダイヤ(終了日の定めなし)と、12月31日〜1月3日の年末年始ダイヤ(2026年10月9日確認)。2027年の検査運休の日程は未発表 津軽海峡フェリー 函館~大間航路 時刻表 · 2026-10-09
大間と函館のあいだに定期船が通い始めたのは1929年(昭和4年)です。運航会社の航路紹介によると、戦前にいったん廃止されたあと地元の運動で復活し、1964年に日本で初めての外洋フェリー「大函丸」が就航しました。1970年には国道279号の海上区間にも指定され、いまも道路の一部という扱いです。
いまの大函丸は、1964年の船の名前を復刻したもので、船名は大間町の人たちが付けました。全長約91m、1,912トン、旅客定員478名で、乗用車なら60台を積めます。この1隻が大間と函館を1日2往復し、所要はどの便も90分です。
同じ会社の青森〜函館航路が3時間40分・1日6往復なのに対し、大間からは90分・2往復。本州側の港までの道のりは長くなりますが、海の上の時間は半分以下です。大間を朝6:50に出る便は函館に8:20に着くので、函館で丸一日を使えます。帰りは函館16:00発が最終で、大間着は17:30です。
運賃は乗る日によってA・B・Cの3段階に分かれ、10月から3月までは年末年始のB期間を除いてA期間です。船室は3つで、スタンダード2,520円、カジュアルシート2,940円、ファーストシート3,190円(いずれもA期間の大人)。
燃料油価格変動調整金は6m以上の車にだけかかり、10〜12月期は運賃の32%です。旅客と6m未満の車には加算がありません。ネット予約なら10%安くなります。
| スタンダード | 2,520 円 |
| カジュアルシート | 2,940 円 |
| ファーストシート | 3,190 円 |
| 学生割引(スタンダード) | 2,270 円 |
| スタンダード | 2,980 円 |
| カジュアルシート | 3,500 円 |
| ファーストシート | 3,820 円 |
| 軽自動車 A期間 | 13,650 円 |
| 6m未満 A期間 | 17,000 円 |
| 軽自動車 B期間 | 16,170 円 |
| 6m未満 B期間 | 20,350 円 |
| 6m以上7m未満(調整金込み、10〜12月) | 37,540 円 |
2026年4月1日改定の運賃。A期間は2026年10月1日〜12月26日と2027年1月4日〜3月31日、B期間は12月27日〜1月3日(消費税込み、2026年10月9日確認) 津軽海峡フェリー 函館~大間航路 運賃 · 2026-10-09
地図には、大間フェリーターミナルと、函館市港町にある津軽海峡フェリーの函館ターミナルの2点を載せています。運航会社の案内では、大間崎から対岸の函館市汐首岬までは17.5km。晴れた日には大間から函館山や函館の街並みが見えると、運航会社の航路案内に書かれています。
おおまふぇりーたーみなる。待合室とスマートチェックインの自動発券機があり、食堂「海峡日和 大間店」と売店は10:00〜14:00の営業です。予約していても支払いが済んでいない車は、いったん乗用車待機場に停めてからターミナルの窓口へ行きます。
はこだてふぇりーたーみなる。大間行きは1・2・3番のいずれかの乗り場から出ます(便によって変わります)。駐車場は2時間まで無料で、車を置いたまま船に乗る人は第二駐車場(30分100円、24時間ごとの上限1,000円)を使うよう案内されています。函館駅との間にはシャトルバスが走っています。同じ函館港でも、青函フェリーのターミナルは別の場所です。
インターネット予約は乗船日の3か月前から受け付け、運賃が10%引きになります。事前に支払っておけば、スマートチェックインやオンラインチェックインで乗船券をすぐ受け取れます。
2026年は法定検査のため1月22日から2月6日まで全便が運休し、3月2日と3日も一部の便が休みました。2027年の日程はまだ出ていないので、冬に渡る予定なら運航会社のお知らせを見ておきます。
大みそかから三が日までの4日間は、大間08:10発と函館16:00発の1往復だけ。B期間の運賃(スタンダード2,980円)が適用されます。
大函丸には小・中型犬専用のドッグルームがあり、1匹に1区画が割り当てられます。部屋の利用料のほかに旅客と車の運賃が必要です。
船内売店ではクレジットカードや電子マネーが使えません。飲み物やアイスは自動販売機で買えます。
大間町は本州最北端の町で、運航会社の観光案内には大間崎のマグロのモニュメントや大間埼灯台が載っています。船の休止日は年末年始と検査の時期に集中するので、冬に下北半島から函館へ抜ける旅程は、日付を決める段階で運航予定を見ておくと安心です。
北海道の離島航路では、日本海側の羽幌から出る焼尻・天売行きのフェリーも取り上げています。大函丸とは規模の違う島の生活航路で、冬場は1日1往復に減ります。
ふだんは06:50発で、函館着は08:20です。12月31日〜1月3日はこの便がなく、代わりに08:10発(09:40着)が走ります。
別料金は不要です。車両運賃の中に、運転する人1名のスタンダード席の分が入っています。同じ車で来た人は1人ずつ旅客運賃を払い、運転者がカジュアルシートやファーストシートを使うときは差額を払います。
旅客と6m未満の車には上乗せがありません。6m以上の車だけが対象で、10〜12月期は運賃の32%(6m以上7m未満なら調整金9,100円)が加わります。
検査のための運休があります。2026年は1月22日から2月6日まで全便が運休しました。2027年の運休日は、10月9日現在まだ知らされていません。
12月28日〜30日はふだんどおり2往復、12月31日〜1月3日は1往復(大間08:10発、函館16:00発)、1月4日から通常に戻ります。
小学生なら、大人の運賃を半分にした額です(10円未満は四捨五入)。大人が連れている6歳未満の子は1人目まで無料で、0歳児は人数にかかわらず無料です。
函館市港町3丁目の津軽海峡フェリー函館ターミナルです。大間行きは1・2・3番乗り場のいずれかで、便によって変わります。青函フェリーのターミナルとは場所が違います。