大人2等4,200円、車長5m未満の車16,700円。10月から12月までの八幡浜〜臼杵は、宇和島運輸フェリー、九四オレンジフェリーのどちらに乗っても同じ運賃です。違いが出るのは時刻と、土曜・日曜・月曜にどの便が休むかです。
宇和島運輸フェリーは2027年3月29日まで土・日・月曜の休航便あり。九四オレンジフェリーは2026年11月までの運航カレンダーを公開済み、12月分は未発表(2026年10月2日確認) 宇和島運輸フェリー 航路・時刻 · 2026-10-02
八幡浜港を出て臼杵港へ向かうフェリーは、宇和島運輸フェリー、九四オレンジフェリーという2社がそれぞれ1日7往復ずつ走らせています。平日なら合わせて14往復で、八幡浜発の時刻は深夜01:15から夜23:50まで散らばっています。
ただし土曜・日曜・月曜は話が変わります。宇和島運輸は需要の減少と燃料油価格の高騰を理由に、夜遅くと深夜の3便を曜日によって休航しており、その期間は2027年3月29日まで延長されています。もう一方の九四オレンジフェリーも週末減便のダイヤで走り、土曜は4便、日曜と月曜は2便が減ります。
運賃は10月から調整金が第13段階に上がり、2等大人は2社とも4,200円です。どちらの船でも同じ額を払うのなら、決め手は出港時刻と、1等・特等を使うかどうかになります。
2社とも、基本運賃に3か月単位で見直す燃料油価格変動調整金を上乗せしています。今期は第13段階にあたり、旅客は1人1,300円、長さ6m未満の車両には2,600円が加わります。2等の基本運賃2,900円も共通なので、合計の4,200円も2社でそろいます。
差が出るのは2等より上の部屋です。宇和島運輸は1等6,600円、特等9,600円と1人ごとの運賃。一方の九四オレンジフェリーでは部屋ごとの客室使用料で、利用する人数分の2等運賃が別にかかります。
| 大人 | 4,200 円 |
| 小人 | 2,100 円 |
| 1等 大人 | 6,600 円 |
| 特等 大人 | 9,600 円 |
| 1等 小人 | 3,300 円 |
| 特等 小人 | 4,800 円 |
| 特等室(定員2名) | 12,600 円 |
| 1等室(定員6名) | 10,200 円 |
| 1等ペット(定員6名) | 11,400 円 |
| 3m未満 | 11,600 円 |
| 4m未満 | 14,200 円 |
| 5m未満 | 16,700 円 |
| 6m未満 | 19,400 円 |
| 自転車(調整金なし) | 1,300 円 |
| 125cc未満 | 3,800 円 |
| 750cc未満 | 5,000 円 |
| 750cc以上 | 6,200 円 |
2026年10月1日〜12月31日の運賃(燃料油価格変動調整金 第13段階、2026年10月2日確認) 宇和島運輸フェリー 運賃 · 2026-10-02
宇和島運輸が示す航路距離は67kmで、同じ港を出る別府航路の89kmより短く、所要時間は別府行きの2時間50分に対して2時間25分です。地図の起点は八幡浜港の出島、終点は臼杵市板知屋の新しいフェリーターミナル。大分県南部や宮崎県へ向かう人向けの航路だ、というのが宇和島運輸の説明です。
やわたはまこう。臼杵行きも別府行きも、出島の同じフェリーターミナルが発着地です。JR八幡浜駅との間には宇和島バスと伊予鉄南予バスの路線バスが走っています。車を置いていく人向けに宇和島運輸はターミナル近くの出島駐車場を案内しており、その料金や駅からの道順は八幡浜〜別府フェリーのページで詳しく扱っています。
うすきこう。2025年5月17日に板知屋の新しいターミナルへ移り、2社とも同じ建物を使います。九四オレンジフェリーの案内では切符売り場が1階、待合室は4階です。臼杵ICから車で約10分、JR臼杵駅からはタクシーで約3分、歩くと約15分。駐車場は20台ほどで予約はできません。古い地図だと旧ターミナルに案内されることがあるので、ナビには新しい住所を入れておきましょう。
2社は窓口も乗船券も別です。往復で使うなら、帰りもその会社の時刻に合わせる必要があります。宇和島運輸は行きに乗る港で往復券を求めると復路が10%引きになりますが、調整金は割引の対象外です。
八幡浜02:50発(九四オレンジフェリー)は、臼杵で車を降ろしたあと7:00まで船内で休めます(繁忙期は6:30まで)。日曜はこの休憩がないので、早朝に着いてそのまま動けるよう準備しておきましょう。
宇和島運輸は土曜の八幡浜22:00発、日曜の23:50発、日曜・月曜の臼杵00:55発を休航しています。一方、九四オレンジフェリーでは土曜に4便、日曜と月曜に2便が抜けます。夜遅くや早朝に渡る予定なら、曜日を先に確かめてください。
新ターミナルの駐車場は20台ほどで、予約はできません。車を置いて徒歩で渡るなら、JR臼杵駅から歩くかタクシーを使う方が確実です。
宇和島運輸は熊本地震の被災地で活動するボランティアを対象に、10月31日乗船分まで2等旅客、6m未満の車、原付・バイクの運賃を5割引にしています。住所が九州以外であること、乗船前日18時までの電話予約、保険加入証などの提示が条件です。
臼杵港のターミナルは2025年5月に板知屋へ移転し、九四オレンジフェリーは同年4月1日から、臼杵港の移設に合わせてダイヤを一部改めました。古い時刻表や地図をもとにすると、時刻も乗り場も食い違うおそれがあります。
宇和島運輸は臼杵を、国宝の臼杵石仏やふぐ料理で知られる城下町として紹介しています。新しいターミナルから臼杵ICまでは車で約10分なので、上陸後すぐに東九州の高速道路へ乗れるのもこの港の使いやすさです。
10〜12月はどちらも大人4,200円、小人2,100円で、5m未満の乗用車も16,700円と同額です。違うのは1等・特等の料金の決め方で、宇和島運輸は1人ごと、九四オレンジフェリーは部屋ごとの使用料です。
宇和島運輸の22:00発は土曜休航ですが、23:50発は走ります。オレンジフェリー側も土曜は21:00発を出します。日曜の夜は逆に宇和島運輸の23:50発が休航で、22:00発が最終です。
宇和島運輸の00:55発は日曜・月曜とも休航で、月曜は02:40発が最初の便です。九四オレンジフェリーの月曜は04:45発が休み、07:40発が始発になります。
2社とも車の運賃に含まれています。宇和島運輸は運転手1人の2等旅客運賃を含むと書き、九四オレンジフェリーは運転手1名が2等を無料で使えると案内しています。同乗する人には、人数分の旅客運賃がかかります。
大分県臼杵市大字板知屋1260の新しいフェリーターミナルで、2025年5月17日に移転しました。2社とも同じターミナルを使います。
宇和島運輸フェリーは別府航路も運航していますが、オレンジの方は臼杵航路専門です。別府行きは所要2時間50分で、運賃も臼杵行きより高く設定されています。
上乗せ分は四半期ごとに改められ、2027年1〜3月の額は未公表です。基本運賃は2等2,900円のままでも、上乗せ額が変われば支払額も動きます。