三重県鳥羽市の鳥羽港と、愛知県田原市の渥美半島の先にある伊良湖港。伊勢湾の口を横切る23.2kmを、伊勢湾フェリーが60分で結びます。毎日同じ時刻表ではなく、8往復のAダイヤと9往復のBダイヤを日ごとに使い分けているのが、この航路で最初に確かめたい点です。
2026年度運航ダイヤ(2027年3月31日まで、2026年10月2日確認) 伊勢湾フェリー 時刻表 · 2026-10-02
伊勢湾の入口は、志摩半島の鳥羽と渥美半島の伊良湖岬に挟まれた海です。有明海を渡る長洲〜多比良の有明フェリーと同じように、湾の奥を遠回りする道路を使わず、湾口を車ごと横切るための船です。伊勢湾フェリーはこの口を北東から南西へ横切る形で、鳥羽港と伊良湖港を60分で結んでいます。運航会社は自らを「三河路と伊勢路を結ぶ海のバイパス」と紹介していて、伊良湖港は愛知県田原市、鳥羽港は三重県鳥羽市にあります。
時刻表は2種類です。2隻で8往復するAダイヤと、昼の時間帯に便を詰めて9往復にするBダイヤで、どちらも始発は08:10、最終は17:40で変わりません。Bダイヤの日は日曜日や祝日、年末年始に多いものの、10月10日(土)はB、17日(土)はA、11月21日(土)はBというように、カレンダーを見ないと分かりません。
2025年10月1日には運賃が改定され、大人の片道は1,980円、普通車は運転者1名込みで7,980円になりました。2026年10月の時点でも同じ運賃表が掲げられていて、月ごとに変わる燃料の上乗せ額は掲げられていません。
運賃は2025年10月1日に改定された額です。燃料の値動きで毎月上下する調整金は、この航路の運賃表には出てきません。往復券は行きの港で買い、帰りが1割引になります。片道券の有効期間は2日間、往復券は7日間です。
軽自動車と普通車(5m未満の普通貨物車などを含む、表では「普通車(6m未満)」)の運賃には運転者1名分が入っています。自転車とオートバイは、人の分の運賃は別に払います。
| 大人(中学生以上)片道 | 1,980 円 |
| 大人 往復 | 3,770 円 |
| 小人(小学生)片道 | 990 円 |
| 小人 往復 | 1,890 円 |
| 特別室(大人1回) | 400 円 |
| 軽自動車 片道 | 6,980 円 |
| 軽自動車 往復 | 13,270 円 |
| 普通車(6m未満)片道 | 7,980 円 |
| 普通車(6m未満)往復 | 15,170 円 |
| 自転車 | 1,400 円 |
| オートバイ 125cc以下 | 1,900 円 |
| オートバイ 126cc以上400cc未満 | 2,600 円 |
| オートバイ 400cc以上 | 3,200 円 |
2025年10月1日改定の運賃(燃料油価格変動調整金の記載なし。2026年10月2日確認) 伊勢湾フェリー 運賃表(2025年10月1日運賃改定) · 2026-10-02
運航会社の安全情報では、航路は鳥羽港と伊良湖港の間12.53海里、23.2kmで、全域が平水区域です。地図の南西の点が鳥羽フェリーターミナル、北東の点が伊良湖港の乗り場です。発航を見合わせる基準も公表されていて、波の高さは鳥羽港で1.0m以上、伊良湖港で1.5m以上となっています。
とばこう。近鉄中之郷駅から歩いて約3分、近鉄・JRの鳥羽駅からは約12分で、三重交通のCANバスなら鳥羽水族館・ミキモト真珠島で降りて約2分です。車は伊勢自動車道の伊勢ICから約15分(13km)。乗船券はターミナル2階の窓口で買います。ターミナルの3階と屋上が有料駐車場で、運航会社の案内では1日1,000円、営業は8:00〜17:30です。
いらごこう。道の駅伊良湖クリスタルポルトの建物が乗り場で、乗船券は2階の発券窓口で扱います。鉄道なら豊橋鉄道の三河田原駅から豊鉄バスで約50分、伊良湖岬で降ります。車は東名高速の豊川ICから約100分(57km)、浜松ICから約110分(81km)。駐車場は無料で、ふだんは200台ほど停められます。
乗船日の3か月前から前日16時まで、鳥羽のりばか伊良湖のりばへの電話で受け付けます(9:00〜16:00、インターネット予約なし)。予約できるのは各便10台までで、キャンセル料はかかりません。
2026年度は5月1日〜6日、8月8日〜16日、9月19日〜23日、12月28日〜2027年1月4日が予約除外日で、乗用車は先着順です。年末年始に車で渡るなら、早めに港に並ぶことになります。
予約していても、出航20分前を過ぎてからのりばに着いた車は先着順の列に回されます。乗船券を買ったあと、鳥羽では出航15分前、伊良湖では20分前までに車へ戻るよう案内されています。
乗船券はクレジットカード、交通系電子マネー、iD、QUICPay、PayPayで払えます。船内売店などは現金のみです。前売り券はなく、当日に窓口で買います。
オートバイは航行中、ラッシングベルトと歯止めで固定され、乗船の際に承諾書への署名を求められます。荒天時は車両甲板に海水のしぶきが入ることがあると運航会社は注意しています。
使っている船は鳥羽丸、伊勢丸、知多丸の3隻で、時刻表は2隻での運航を前提に組まれています。鳥羽丸は2,410トン、旅客定員480人、乗用車なら52台を積める船で、伊勢丸は2,333トン、定員500人、乗用車43台です。客室には有料の特別室があり、船内の券売機で入室券を買います。
鳥羽のターミナルにはレストランや土産物店があり、伊良湖側の乗り場は道の駅伊良湖クリスタルポルトを兼ねています。運航会社は国道42号を描いたステッカーを船内売店と伊良湖の窓口で売っていて、R42号・R259号の標識を置いたフォトスポットも設けました。
伊勢湾フェリーの時刻表ページにあるカレンダーに、1日ずつAかBかが書かれています。このページにも2027年3月までのBダイヤの日を載せています。始発08:10と最終17:40はどちらのダイヤでも同じです。
A・Bどちらのダイヤでも17:40発です。鳥羽着は60分後になります。
往復券は出発する港の窓口で買い、復路分が1割安くなります。大人なら片道1,980円に対して往復3,770円、普通車は往復15,170円です。往復券は7日間有効です。
乗れます。予約車の受付が終わったあと、各便とも先着順で乗せます。予約は各便10台までで、予約除外日は全車が先着順です。
自転車の運賃1,400円に、乗る人の旅客運賃(大人1,980円)が加わります。輪行袋に入れて持ち込むなら旅客運賃だけで済みます。
冬ダイヤという区別はなく、冬もAダイヤとBダイヤの組み合わせで運航します。12月27日から31日や1月の三が日はBダイヤの日です。
ターミナル3階と屋上に有料駐車場があり、運航会社の案内では1日1,000円、営業時間は8:00〜17:30です。繁忙期は休業する場合があります。伊良湖側の駐車場は無料です。